連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第94回
東大阪市立総合病院
笠原 武志
1
1株式会社梓設計大阪支社
pp.676-680
発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903595
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昭和42年に布施,河内,枚岡の3市の合併により誕生した東大阪市は,昭和33年開設の布施市民病院を東大阪市立中央病院と改称し,市民医療の中心として運営を行ってきた.築40年を経て施設の老朽化が進み,新医療への対応が望まれ,今回の新築移転の運びとなった.
東大阪市立総合病院と改称された新病院の竣工後は,隣接地に同時開設された大阪府立中河内救命救急センターとともに地域医療の核として機能している.同院の計画に当たっては最新の医療を常に提供できる施設づくり,都市型病院での「癒しの環境」づくりが目標とされた.
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