病院管理フォーラム 看護管理・19
中規模病院における院内看護研究の経過と現状(1)
小﨑 征子
1
1厚生中央病院副看護部
pp.962-963
発行日 1999年10月1日
Published Date 1999/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902828
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厚生中央病院が,院内看護研究を組織的に実施するようになったのは昭和55年からであり,それまで何年間か中断されていた中での再開であった.以来,毎年各部署で4月から研究として取り組んだものを,年末に2回に分けて発表会を行ってきている.今年でちょうど20年になる.
ディアーは「すべての看護婦は研究することができるし,また研究しなければならない」と述べている1)が,この言葉に励まされ,そうだ,そうだと思いつつ,現実には研究指導を担っていく立場の筆者を含めた婦長層が,看護への情熱はあるものの,看護研究の指導については限界を感じ試行錯誤の状態であった.
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