病院管理フォーラム 院内トータルシステムにおける物品管理・5
薬剤部門の管理について
神野 正博
1
1特定医療法人財団董仙会恵寿総合病院
pp.358-359
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902677
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当院で診療材料の院外SPD (sup-ply processing distribution)管理を導入した時点(本誌2月号参照)で,同じような管理手法が薬品においても可能であろうと判断した.特に薬剤費は病院における材料購入の第1位を占め,院外処方率が約33%の当院において,月間購入額が1億2〜3千万円に達していた.また,薬剤はあくまでも薬剤師による管理という性格上,薬局という中央管理部門が存在する.したがって,薬局における出入りを管理することで病院全体の管理が可能となる部門と判断された.
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