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第10回人事院総裁賞を受賞 北海道大学医学部附属病院看護部長 大田すみ子氏
金井 一薫
1
,
八木 保
1ナイチンゲール看護研究所
pp.304
発行日 1998年4月1日
Published Date 1998/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902369
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北海道大学病院看護部には，札幌という風土と北大という学風に培われてきた独特の雰囲気がある．そこは私が知っている全国のどの国立病院にもみられない，豊かなまとまりと開拓精神に満ち溢れた職場である．
大田さんは，13年にわたる副看護部長時代を経て，部長として今日に至っているが，彼女には，看護部長にありがちな管理的（監視的）態度は微塵も感じられない。おおらかで賢く，人の気持ちや立場を瞬時に察知してしまう能力があるためか，周囲の人々（病院長や事務部長などの人々も）をすっかり手の内に入れてしまう，すごい手腕の持ち主である．
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