老健Now・6
老健施設の複合施設化
小山 秀夫
1
1国立医療・病院管理研究所医療経済研究部
pp.1130-1131
発行日 1993年12月1日
Published Date 1993/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900535
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病院併設が主流となってきた老健施設に対して,ケアハウスを併設する老健施設が各地に誕生している.このタイプは北欧型のモデルで,西欧やオーストラリアでも数多い.住宅サービスを基本とするケアハウス,ケアを中心とする老健施設に,在宅サービスを加えた3本柱が相互に協力して,地域のサービスセンターとして機能することにより,効率的なサービス提供体制が確立する.将来的には,ケアハウスを併設する老健施設が増加することが予想されている.今回は,ケアハウスとの合築第1号である鳥取県境港市にある社会福祉法人養寿会「幸朋苑」のケースをみることにする.
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