特集 週休2日制実行のためのポイント
週休2日制実施に伴い就業規則をどう変えるか
酒井 武
1
1全国病院労務管理学会
pp.148-149
発行日 1993年2月1日
Published Date 1993/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900292
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はじめに
週休2日制の眼目は,いうまでもなく労働時間の短縮にあり,その実施態様は様々である.一般的には,例えば4週5休→4週6休→4週7休→4週8休(完全週休2日制)へと段階的に進展してきている.医療界にあっても,その多くが,ほぼ4週6休の段階から完全週休2日制へ向けて進められている現状をみると,いよいよ第2ラウンドに入ってきたとの印象である.
そして,実務的には,それぞれの段階で試行期間を経て,実施段階へと移行していくが,実施時点ごとに,就業規則の一部改正をし,従業員への周知徹底はもちろんのこと,めんどうなことではあるが,労働基準監督署への就業規則変更の届け出の手続きを怠ることはできない.
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