特集 在宅医療を支える病院
日常の療養支援のカギとなる情報共有—粕屋在宅医療ネットワークの目指すもの
上野 道雄
1,2
1国立病院機構福岡東医療センター
2福岡県医師会
pp.262-266
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209828
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●高齢社会において安心・安全な医療を地域社会に提供する際には,病院と地域を結ぶ多職種医療連携システムの構築が求められる.
●福岡県では福岡東医療センターと粕屋医師会が中心となって在宅医療ネットワークを構築し,現在は「とびうめネットワーク」として全県下に拡張させ,一定の役割を果たしている.
●急性期病院の電子カルテ内に格納されている患者情報を地域目線でかかりつけ医に提供すると,より安全で快適な地域医療が期待される.
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