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—昭和62年病院看護基礎調査より—週休2日制の実施状況と看護婦の有給休暇日数
菊池 令子
1
Reiko KIKUCHI
1
1日本看護協会調査研究室
pp.895-897
発行日 1989年8月1日
Published Date 1989/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209670
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はじめに
昭和62年に,40年ぶりに労働基準法が大幅に改正されて,所定労働時間は「週40時間時代」へと動き始めた.目指すところは,一人一人の労働時間の短縮であり,その方途の一つとして,完全週休2日制の普及や有給休暇の取得促進が掲げられている.
日本看護協会では「ILO看護職員条約勧告」における「週40時間労働,週休48時間」の規定と同じ「週40時間勤務,完全週休2日制」の実施や「年次有給休暇を完全に利用できる体制作り,実労働時間の短縮」などを目標1)として,労働省,厚生省等関係各方面に働きかけている.
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