特集 病院事務長の人材養成
病院管理研究所の研修を受けて
木下 敬
1
,
都 直人
2
,
佐藤 貞雄
3
,
米岡 信一
4
,
山﨑 巖
5
,
匿名
Takashi KINOSHITA
1
,
Naoto MIYAKO
2
,
Sadao SATOH
3
,
Shinichi YONEOKA
4
,
Iwao YAMAZAKI
5
1医療法人新淡路病院
2社会福祉法人聖母会聖母病院医事課
3福島県立会津総合病院事務局
4金沢逓信病院
5(財)倉敷中央病院・東京事務所
pp.232-235
発行日 1988年3月1日
Published Date 1988/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209252
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事務長職の拠りどころに自信
自信と意欲を与えられたこと
私立病院の事務長の立場というものは,微妙なものであり,地位,職務権限,その範囲など,病院ごとに異なる.そのような事務長にとって,「その職務の一番大切なものは,経営責任分担者としてのそれである」ということが,『病院組織論』で,はっきりと指摘されたことは,当然のことであるが,今までそうしてきた私にとっても,大きな自信と意欲を与えられるものであった.
病院における医師の権限は絶大である.そして,知識や経験の全くない経営や経理にまでそれが及んでいるところに現在の病院の大きな問題点がある,という説を聞く.本院ではそんな問題は全くない.
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