新 病院建築・70 座談会
埼玉県立小児医療センターの建築をめぐって
伊藤 誠
1
,
長澤 泰
2
,
河辺 和年
3
,
小沢 豊武
3
Makoto ITOH
1
,
Yasushi NAGASAWA
2
,
Kazutoshi KAWANABE
3
,
Toyotake OZAWA
3
1千葉大学工学部建築学科
2厚生省病院管理研究所
3横河建築設計事務所
pp.897-905
発行日 1983年10月1日
Published Date 1983/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208148
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伊藤 以前にも,肢体不自由児施設とか,小児結核の病院とか,小児科専門の病院はあったのですけれども,子供のための総合病院としては昭和40年にできた国立小児病院が初めてでした.
この点では欧米に比べて数十年遅れていたと言えます.その後,各地方自治体で小児病院が次々と計画され,静岡県立こども病院とか,群馬県立小児医療センターなど,デザイン密度の濃い病院も建てられています.
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