研究と報告【投稿】
病歴管理のEDPS化—浜松医科大学附属病院における外来病名登録と退院時要約の入力
金丸 光隆
1
,
福島 壮敏
1
,
村島 健一郎
1
,
鈴木 孝征
1
,
横堀 史男
1
,
山口 智子
1
1浜松医科大学附属病院医療情報部
pp.1061-1063
発行日 1979年12月1日
Published Date 1979/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207048
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浜松医科大学附属病院は,昭和52年11月に開院し,診療を開始してから,約1年を経過した.病院の設計段階より,カルテなどの搬送装置の採用,医事業務の電子計算機処理が考慮されており,開院時より本番稼動している.同時に,病歴管理システムも計画し,第1次計画として,外来病名登録,退院時要約の入力をスタートさせている.既に多くの施設で試みられている内容であるが,病歴管理の第1歩であるこのような仕事であっても,種々の問題点があり,その運営は必ずしも容易ではない.我々が経験したこの1年間の病歴管理システムの稼動状況,問題点,また,今後の第2次計画以降の展望について報告し,批判・意見を仰ぎたい.
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