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「病院と技術集積」をテーマに—第6回日本医師会病院学会/設備技術と病院機能の接点を求めて—第7回日本病院設備学会
編集室
pp.114,133
発行日 1979年2月1日
Published Date 1979/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206770
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第6回日本医師会病院学会が,去る1月27日(土),東京・経団連ホールで行われた.今回は「病院と技術集積」をメインテーマに,「院内における技術集積」と「地域医療と技術集積」の二題のシンポジウム,口演「ICUについて」と応募者全員からの演題発表が行われた.
「院内における技術集積」は,まず,脳血管センターの立場から田原宏明氏(美原記念病院)が,「一貫性」と「一体性」を特徴とする美原記念病院における技術ユニットを人的技術,知的・倫理的・学術的技術開発,情報の技術の単位,機械資源,施設,衛生材料,医薬品・研究用特殊材料・薬剤,健康教室など9つに大きく分類,さらにこれらを細分化した28単位について実例を紹介し,経済的評価,未発達の分野,診療科目の標榜方法が真の診療機能を表現していないことなど5つの問題点を上げた.
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