精神医療の模索・13 座談会
精神科医に求められるもの—その倫理性をめぐって(上)
長野 敬
1
,
高宮 澄男
2
,
吉松 和哉
3
,
仙波 恒雄
4
1自治医科大学
2真愛会高宮病院
3東京都精神医学総合研究所
4同和会千葉病院
pp.51-56
発行日 1979年1月1日
Published Date 1979/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206754
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価値観が多様化している現代社会では,倫理の問題は非常に難しい内容をはらんでいる.医療においても,人権思想の定着とともに,患者の権利意識が芽生えてきており,特に精神科医療では,その倫理性は問われねばならぬし,十分に検討論議される必要があろう.この座談会では,日常の医療の場で,倫理の問題をどうとらえ,それを実践にどう表現するかを中心にお話し合いいただく.本号では,その前篇を掲載.
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