レセプトを読む・8
地方の中規模病院の実態—新潟県立十日町病院
小野塚 彰
1
1新潟県立十日町病院事務
pp.86-88
発行日 1976年8月1日
Published Date 1976/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205996
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本院の所在する十日町市は,新潟県の西南端に位置し,人口5万の絹織物を主産業とするまちで,冬季間,1日の降雪量が時には150cmを越える豪雪地である.本院は,昭和46年11月,従来の木造病棟を取り壊した跡に,鉄筋コンクリート造,地上6階建の病棟を竣工した.敷地面積12,300m2,診療棟,管理棟などを含め,建物延べ面積9,165m2の規模となった.病床数は,一般223,結核37,伝染18の計278床の総合病院である.診療科目は内科,呼吸器科,小児科,外科,整形外科,産婦人科,泌尿器科,耳鼻咽喉科,眼科の9科で,このうち小児科は医師欠員のため休診となっている.
職員総数219(うちパート8)で,医師16(うちパート3),看護婦,准看護婦120(うちパート2),その他となっている.医師の科別構成は,内科4,呼吸器科1,外科4,整形外科2(うちパート1),産婦人科2,耳鼻咽喉科1,泌尿器科,眼科はそれぞれパート各1の構成である.点数表は乙表を適用し,基準看護は一般が特2類,結核が1類の承認を得ている.
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