私的病院運営のポイント
少数精鋭主義による診療機構の合理化〔3〕
高山 瑩
1
1医療法人社団高山整形外科病院
pp.89-91
発行日 1976年3月1日
Published Date 1976/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205863
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外来,病棟,手術室の合理化と標準化について前回述べたが,何を実行するにも,各主任クラスから最高責任者である院長に至るまで,新しい機構と標準化による合理化の姿勢を根深く押し出さなければ,何事も解決できるものではない.最も重責にある院長にポイントのずれがあるとすれば,改善への道は不可能と言わざるをえない.また逆に無能な管理職の集団があったとすれば,いかに院長が努力しても全く空回りをするのみで何の役にも立たない.病院には,しばしばこの両面の姿がありがちなのは残念である.
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