座談会
病院と水質汚染—排水処理をどうするか
左合 正雄
1,2
,
児玉 威
3
,
北野 康
4
,
白戸 四郎
5
1中央公害対策審議会水質部会
2東京都立大・工学部
3北里大・衛生学部
4名古屋大・水圏科学研究所
5神奈川県立衛生短大
pp.61-71
発行日 1975年6月1日
Published Date 1975/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205644
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昨年11月,試験研究検査場の排水処理等に関する施行令が改正され,それに引続いて医療機関の規制案も現在検討中であるという.排水処理の問題は,特に大学や病院のように多種多様なものが排出される施設においては,一筋縄ではいかないものがある.そこで,現在すでにこの問題に取り組みつつある名古屋大学や都立大の例を参考にしつつ,これからの病院における排水処理の問題をお話しいただいた.昨年4回にわたって本誌に掲載した白戸四郎氏の「検査室からの廃棄物を追跡すると……」の続編としてもお読みいただきたい.(上の写真は病理検査室実験台上の有機溶媒)
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