新しい病院医療の胎動
肝臓病・腎臓病センターを目ざして—衆済会増子病院
石原 信吾
1
1病院管理研究所
pp.63-68
発行日 1975年2月1日
Published Date 1975/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205554
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
名古屋駅から車で5分.中村区役所と道路をはさんで増子病院がある.肝臓病・腎臓病センターを目ざす4階建ての病院で,現在,62の病床と30の透析ベッドをもっている.標榜科は内科,胃腸科,小児科,放射線科.
昭和26年,現増子和郎院長の父君六郎氏が,結核を主体とした42床の病院をつくった.昭和47年,和郎氏が後を継いで院長に就任するとともに,古くなった木造の病院を建て替え,アメリカで学んだ肝臓病の専門知識を生かせる新しい形態の病院をつくりたいと考えていた.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.