第23回日本病院学会演題選
X—レイフィルムのマイクロ化の経験
鎌田 力三郎
1
,
栗原 龍太郎
1
,
高間 良夫
1
,
福田 多美子
1
,
黒羽 隆夫
1
,
橘川 剛
1
,
横田 浩雄
1
,
榊原 聡彦
1
1日大医学部放射線医学教室
pp.53-56
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205217
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はじめに
X—レイフィルムは,撮影した時点における患者の身体状況を,客観的に評価しうる資料である.欧米諸国の放射線科でなされているように必要に応じて,迅速に抽出できるよう,一元的に保管整理されていることが望ましい.
X—レイフィルムの法的保存期間は医療法施行規則第20条12で,同一疾病については,その治癒した後2年間の保存が義務づけられている.2年以上を経過したフィルムの整理については,多くの病院では整理に頭を痛めているのが実状のようで,管理が円滑に行なわれている施設は意外に少ないようである.
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