特集 週休2日制
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病院の週休2日制をめぐって熱心な討論—病院労務関係講座でパネルディスカッション
pp.25
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205068
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去る7月23日午後,‘病院における週休2日制をどう実現するか’というテーマのもとにパネルディスカッションが行なわれた(東京神宮前・食品衛生センター講堂).これは,10回目をむかえた‘病院労務関係講座’(主催・日本労働協会,全国病院労務管理学会)の一環として企画されたものである.石原信吾氏(病院管理研究所)の司会のもとで討議に加わったのは,いずれも週休2日制を実施している病院の代表者で大久保才一(天王寺病院事務局長),有泉豊作)杏雲堂平塚病院事務長),王城東振(足立共済病院事務長),渡辺勝三郎(北品川総合病院外科部長),水野精已(豊洲厚生病院常務理事)の各氏と,病院以外の企業から幾田菊男氏(キャノン株式会社厚生課長代理)であった.
はじめに,上記の各氏から週休2日制実施の経験が順に語られ,休憩ののち,‘週休2日制と診療体制・労働日数・労働時間・休日・配置人員および給与体系の運用’といったテーマをめぐって討議が行なわれ,講座に参加した150名を越す全国の病院関係者は,時に質問を出しつつ熱心に聞きいっていた.
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