グラフ
ほんとうのチーム医療ということ—兵庫県玉津福祉センター リハビリテーションセンター付属中央病院
pp.13-17
発行日 1973年4月1日
Published Date 1973/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204955
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このセンターができたのは昭和45年秋,兵庫県政百年記念事業のひとつとしてであった.
兵庫県には,約4万人の肢体不自由者がいる.そして,その原因は,大部分が交通事故,産業災害,脳卒中,慢性関節リウマチなどの成人病である.これらの人たちにとっては,病院に入院し,症状が落ち着き固定すれば退院する——ということだけでは,ほとんどなんの意味ももたない.従来どおり家庭生活を営み,自立した職業人として再び社会に復帰できてはじめて,このリハビリテーションセンターの意義がある.
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