研究と報告【投稿】
貯蔵品の払い出しと経理
大野 武雄
1
1日本大学板橋病院(人事課)
pp.106-108
発行日 1972年12月1日
Published Date 1972/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204872
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物量消費高の算定と貯蔵品伝票
医療サービスという事業も,多種多様な在庫品をもち,その消費のウェイトがかなり高い.だから一般的に継続記録法をとらなければ理論的な原価管理ができないことは,いうまでもない.この小論は貯蔵品伝票と貯蔵品受払カードを使用し,加えて予定払出価額制を導入して能率的な物量消費高の算定方法を追求しようとするものである.
ところで物量消費高を正確に把握するためには,必要とする部門が物品を請求し,それと引き替えに物品を交付する方法がとられるのであるが,その請求書が能率的に物品受払台帳に継続記録され,経営管理上必要とする使途別に消費高算定ができなければ意味をなさない.
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