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—山元昌之著—「病院経理の理論と実際」(第3版)
染谷 恭次郎
1
1早稲田大学
pp.18
発行日 1967年11月1日
Published Date 1967/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203215
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名著の改訂版
名大付属病院前事務部長山元昌之氏の「病院経理の理論と実際」第3版が出版された。本書は昭和24年に初版が出版されて以来,病院経理の定本として関係者間で広く読まれてきた名著である。35年に一度改訂され,今日まできたが,今回厚生省の病院会計準則などをおりこんで第3版とされた。
他の諸科学とともに医学の進歩もきわめて著しい。しかも,こうした医学の進歩も,近代的な病院において,多数の人々を,また多額の資本をひとつの組織にまとめあげ,機能的に活動せしめ,経営管理によって,はじめて可能になったわけであり,病院経営管理の発達が果した役割を決して見逃がすことはできない。
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