霞ガ関だより
救急病院・診療所における交通事故による傷病者の取り扱い状況
A
pp.114-115
発行日 1971年4月1日
Published Date 1971/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204304
- 有料閲覧
- 文献概要
救急病院等を定める省令(昭和39年2月20日厚生省令第8号)に基づき,都道府県知事により告示されている救急病院・救急診療所において,交通事故による傷病者の取り扱い状況の実態をうかがうため,当該告示施設,都道府県の協力を得て,昭和43年から‘はがき’による調査を実施しており,昭和45年3月11日(水)に実施した1日断面調査の結果を通して救急医療の実態を以下に紹介する.
なお,この調査で対象となった救急病院・救急診療所数は4370か所であり,このうち病院で80.5%,診療所で70.5%の回答率であった.したがって,これらの数字から救急告示施設全体を推定することは不可能であるが,回答施設3347,取り扱い患者約5万2000人について,いくつかの観点から解析が加えられる.
Copyright © 1971, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.