研究と報告【投稿】
全自動流パラ包埋乾燥機について
庄司 春江
1
1立正佼成会付属佼成病院中央手術室
pp.78-80
発行日 1967年6月1日
Published Date 1967/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203111
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はじめに
看護婦不足は全国的であり当病院もその例外ではない。日進月歩,医学に高度な教養を望まれつつある。それに順応する教育と技術を要求される今日,日々の多忙に追われ,看護面に力を注ぐこともできない現状である。一般的に使用される手作業は,ほとんど機械化されている現在,看護用具はすべて手作業であり,まして手術後の器械は手作業で洗浄・煮沸・乾燥・流パラ手拭き・収納の5段階に分かれていて,手数のかかる作業であった。これを器械としてもよいのではないかと考え,ある器械屋と提携のもとにできあがったのが全自動流パラ包埋乾燥機(以下乾燥とよぶ),その第一号機が完成したので,その構造・使用方法・結果について報告する。
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