ホスピタルトピックス 看護
あるオリエンテーションプログラム
吉武 香代子
1
1病院管理研究所
pp.87-88
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202912
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アメリカ人看護婦がきわめて頻繁に職を変えることは,病院管理者および看護管理者にとって頭の痛い問題である。その離職率はスタッフの看護婦で1年間に67%というから,回転の早さが知られよう。看護部はやめていく看護婦の穴を埋めるため,1年中新規採用の看護婦を訓練しなければならない。新しい看護婦に,1日も早く一人前に働いてもらうために,どこの病院でもオリエンテーションプログラムには力を入れている。ここに紹介するのは,アメリカ西部のある病院のプログラムの1例である。
この病院は300床ほどの総合病院で,修士号を持つ教育婦長の下に3人の院内教育係がいて,そのうちの1人は専従のオリエシテーション係である。
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