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看護婦のおき方について(2)—病院看護サービス要員配置の手引き
pp.53-58
発行日 1962年6月1日
Published Date 1962/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201934
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「病院」の昭和36年7月号(第20巻7号541頁)に,WHOから提供された「病院看護サービス要員配置の手引き」の第1回翻訳が掲載された。今回はその第2回として,1病棟に看護要員を配置する際に考慮されなければならない各種の要素についての質問と,実際に要員配置を実験する場合,どのようにことを進めるかの手順についての質問の部分をまとめて掲載する。これらの問いは病院看護の本質にふれるもので,ただ単に,看護婦の配分を考慮する時に利用し得るばかりでなく,日常,病院で行なわれている看護の内容と実質とを評価する場合にも基本となる大切なものである。また第1回の総論的なものが今回はずっと実際的に取り扱われている。それぞれの病院において,研究会などにより,ここに示された要素が,現実には何を意味するかなどについて検討され,また加えられるべきあるいは除かれるべき要素などについても検討されるならば,なお一層の効果を持つものと考えられる。
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