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病院に於ける診断の中央化—診断病棟システムについて
守屋 博
1
1国立東京第一病院管理部
pp.2-4
発行日 1955年12月1日
Published Date 1955/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201032
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病院の近代化は作業の中央化,専門化に始まつており,ある程度成果をおさめている。この原則は単なる機械的作業に止まるべきではなくて,医療活動の内もつとも頭脳的である診断にまで応用きれるべきではあるまいか。
1人の患者の診療行為は常に1人の医師の一貫作業として行われる。外来に来た患者は1人の主治医によつて入院きせられ,診断をうけ,手術され,治療され又外来にかえされて全治すると云う経過をとるのである。
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