連載 医療ソーシャルワーカーの働きを検証する・75
MSWの働きと組織的位置づけ―新しいぶどう酒は新しい皮袋に
村上 須賀子
1
1兵庫大学 生涯福祉学部 社会福祉学科
pp.920-923
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102400
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本連載の趣旨は,医療機関における医療ソーシャルワーカー(MSW)の活用とその拡充を願ったものである.2006年6月号よりスタートし,幸いにも好評を得て6年を経た現在も継続中である.かねてより単行本化の声もあり,本年7月,直近の号を含め病院事例を中心に,連載52回分を「総論」「支援論」「アドミニストレーション」の各部に編み直し,『医療ソーシャルワーカーの力』として刊行した.
6年間でMSWの働く環境も変化し,その業務内容にも変化が見られる.その変化を,各機関の組織図の検証から跡づけてみたい.
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