特集 環境保健の提唱
座談会
「環境保健」—新しい革袋となりうるか?
鈴木 武夫
1
,
田波 潤一郎
2
,
外山 敏夫
3
,
原島 進
4
1国立公衆衛生院
2千葉大学衛生学
3慶応大学衛生学
4慶応大学
pp.4-11
発行日 1971年1月15日
Published Date 1971/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204185
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
公害で呼びさまされた不安は広く人間と環境全般にわたる問題を動的に,根本的に,考え直さずには解消しえないものとなっています.本誌ではこの問題意識を「環境保健の推進」というかたちでとりあげ,これからの人間環境をどう考え,どう回復ないし確立したらいいかを本年の主要テーマとしました.そこで先ず年頭「環境保健」というこのことばで何を受けとめるべきか,ことばの実質をどこに求め生み出していくかについてお話しねがいました.
Copyright © 1971, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.