連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第197回
株式会社日立製作所 ひたちなか総合病院
小野瀬 祐之
1
1株式会社日立建設設計 設計統括本部 設計本部
pp.472-477
発行日 2011年6月1日
Published Date 2011/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101985
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ひたちなか総合病院は日立製作所創業100周年を記念した建替え事業であり,開院にあわせ,水戸総合病院から名称も変更された.企業立病院でありながら,日立製作所関係者や家族のみならず,地域の方々にも広く利用されており市民病院的な役割を持っている.このことから病院のコンセプトを「地域を護る病院」としており,より地域と密接した施設となることを目指している.
本建替えは,昭和34(1959)年に開院した水戸総合病院の施設の老朽化,地域中核病院等としての設備の拡充,地域災害拠点病院への対応をはかるため,215床から290床への増床と併せて計画された.
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