リハビリテーション・インフォメーション
社団法人日本精神神経学会/社会福祉法人日本肢体不自由児協会
今野 文信
1
1日本肢体不自由児協会
pp.784-785
発行日 1982年11月15日
Published Date 1982/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102742
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設立・沿革
現在の日本精神神経学会は当初日本神経学会という名称で1902年(明治35年)に,精神医学の呉秀三と内科学の三浦謹之助の2名が主幹となり,会員数約200名で発会した.また同年に学会機関誌「神経学雑誌」も発刊された.その創刊号の序文に学会設立の主旨も記されているので,ここに紹介する.
「……精神と神経の病理と治療とは臨床的経験,病理的解視,動物的試験,化学的検査,心理的研究,社会的観察の各方面に亘り之を研鑚せざるべからず.夫れ精神と神経の研究は,(中略)業蹟日を踵て出で,新説月を追って唱へられ,吾人は唯之を発表し之を紹介するの機関なきを憾みとす.此に於て乎則ち同学の士に檄して専門の学会を組織し,精神機能と神経系統との生理的及び病理的講究を主旨とする雑誌を発刊し,……」
(日本精神神経学会事務局)
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