The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 14, Issue 2
(February 1980)
Japanese
English
研究と報告
大腿切断の体幹の側傾(lateral bending of the trunk)と股外転力
Lateral Bending of the Trunk And Hip Abductor Fotce in Above-knee Amputees
鶴見 隆正
1
,
松本 規男
1
Takamasa TSURUMI
1
1横浜市立大学医学部病院
1Yokohama City University Hospital.
pp.120-125
発行日 1980年2月15日
Published Date 1980/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102094
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Ⅰ.はじめに
切断者のリハビリテーションにおいて,最も訓練が大切だと思われるものは,大腿切断者であろう.
大腿切断者の歩行は,義足,切断者,訓練の3つの要素で規定される.そして,適切な訓練の方法や,異常歩行に対する対策などについては,夫々の要因毎に詳細な分析2,4)がなされている.しかし,我々の臨床的な経験からは,その中でもいくつかの異常歩行はコントロールし難く,今後の検討が必要と思われる.
今回,我々はその中の1つである体幹の側傾(lateral bending of the trunk)をとりあげて検討してみた.
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