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講座
筋神経の生理学(5)
Basic Neuro-Muscular Integration and its Clinical application
和才 嘉昭
1
Yoshiaki WASAI
1
1九州リハビリテーション大学校理学療法学部
pp.343-347
発行日 1973年5月15日
Published Date 1973/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100624
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5.運動の様式
刺激と反応の法則に従い,神経衝撃により生ずる筋収縮で起こされる運動あるいは動作は,分類方法のいかんによりその種類に多様を極めるが,通常,反射運動(reflex movement),本能運動(instinct movement),随意運動(voluntary movement)とか,反射動作(reflex act),情動動作(emotional act),衝動動作(impulsive act),随意動作(voluntary act)とかいうことばが用いられている.
ここでいう運動(movement)と動作(act)の区分は,前者はいわゆる物理的概念での‘動き’をさし,後者は動作者の意志と,その目的が含まれる‘動き’をさすところにあると解釈していただきたい.
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