書評
ハンディなまとめの書「リハビリテーション便覧」 小池文英編集
本多 純男
1
1関東労災病院理学診療科
pp.218
発行日 1970年6月9日
Published Date 1970/6/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100333
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リハビリテーション医療が対象とするものは，原因疾患の多様性や社会的要素など，多くの問題をはらんでいるので，従事する私どもはいつも終着点のない道を歩いている感をもっている．
この書の特徴を敢えて分析してみると，まずはじあに，日本の現状でリハビリテーション医療がどんな位置にあるかを，はっきりとしるされていることが注目される．これは他の人達に対しての啓蒙の第一歩であると同時に，私どもの覚悟の確認でもあろう．
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