創刊50周年記念特集 今日の耳鼻咽喉科/治療のコツと全身管理
特殊患者に対する治療上の注意点
内分泌疾患のある時—特に甲状腺疾患を中心として
下田 新一
1
1獨協医科大学内分泌内科
pp.899-900
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208794
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間脳―下垂体,甲状腺,副甲状腺,膵,副腎および性腺などの内分泌疾患のうち臨床的に症例の多いのは甲状腺および膵臓の内分泌疾患である。膵内分泌疾患は代謝疾患と考えられているので,ここでは主として甲状腺疾患について述べることとする。甲状腺疾患のうち甲状腺機能亢進症,甲状腺機能低下症,慢性甲状腺炎(橋本氏病),亜急性甲状腺炎,腺腫,のう腫,甲状腺癌などの腫瘍性甲状腺腫が臨床的に問題となろう。
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