Japanese
English
皮膚科図譜・194
Fox-Fordyce病
FOX-FORDYCE'S DISEASE
笹井 陽一郎
1
Yoichiro SASAI
1
1東北大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Tohoku University School of Medicine
pp.339
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204049
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
症例 21歳,女。 現病歴 約2年前,両腋窩,乳房,および下腹部に,激痒をともなう発疹を生じ,次第に数を増してきた。症状は,夏季に増悪し,冬季に軽快する傾向があるが,月経とは無関係である。月経は正常。
現症 両腋窩(第1図),乳房,および下腹部から陰阜にかけて(第2図),米粒大の淡紅色丘疹が多数集簇して存在する。腋毛および陰毛は比較的粗で,丘疹を貫くものが多い。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.