Japanese
English
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男子尿道ポリープ症例
POLYP OF THE MALE URETHRA : A CASE REPORT
津川 龍三
1
,
古本 肇
1
Ryuzo TSUGAWA
1
,
Hazime FURUMOTO
1
1金沢大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, School of Medicine, Kanazawa University
pp.401-403
発行日 1961年5月1日
Published Date 1961/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203048
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I.緒言
尿道の良性腫瘍は,女性に於いては比較的屡々経験されるが,男性に於いては比較的稀にしか見られない。男子尿道の良性腫瘍は,本邦に於いて42例報告されており,その主なものはポリープ,乳頭腫で,嚢胞及びSchuhardt尿道腓砥腫が之に次ぎ,稀有なるものとして静脈瘤,血管腫がある。本腫瘍は1869年,Velpeauにより始めてポリープなる名称で呼ばれ,今日に及んでいる。
著者等は,最近19歳男子の後部尿道ポリープ症例を経験したので,茲に報告する。
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