Japanese
English
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非過剩尿管膀胱外開口の尿管膀胱移植の1例
ECTOPIC URETERAL ORIFICE: REPORT OF A CASE AND REVIEW OF JAPANESE LITERATURE
佐藤 昭太郎
1
,
山口 美登
1
Shotaro SATO
1
,
Yoshinori YAMAGUCHI
1
1新潟大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, Niigatd University School of Medicine
pp.7-11
発行日 1959年1月1日
Published Date 1959/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202450
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先天性崎型の1つである尿管膀胱外開口症は,曽つては稀有なものとされていたが,泌尿器科学の発達普及にともない今日では,1例報告をする程珍しい疾患ではなくなつた。既に欧米に於てはBurford,Glenn & Burford (1949)が425例を集めており,本邦では昭和7年高橋,市川両氏が第1例を報告して以来,志田氏(1949)は29例を,岩崎,手塚氏(1957)は30例を集計報告している。その後の文献を集計してみると98例に達し,最近我々はその1例を経験したので追加報告すると共に,本邦文献例についていさゝか統計的観察を加えてみたいと思う。
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