Japanese
English
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所謂ビールス性皮膚疾患に対するPANS療法
TREATMENT OF VIRAL DISEASES OF THE SKIN BY PANS-No.610(Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd.)
安田 利顕
1
,
水野 信行
1
,
北郷 修
1
,
高橋 久
1
T. YASUDA
1
,
N. MIZUNO
1
,
O. HONGO
1
,
H. TAKAHASHI
1
1関東逓信病院皮膚科
1Section of Dermatology, Kanto Teishin Hospital.
pp.983-986
発行日 1958年9月1日
Published Date 1958/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202359
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細菌性疾患に対する化学療法,または抗生物質療法の輝かしい成果に比し,ビールス性疾患については真に有効,適確な治療剤は未だ存在しない。最近横田,豊島等は抗ビールス性化学療法剤,通称PANS-No.610(大日本製薬)が日本脳炎に有効であり,特にそめ初期に用いてみるべき効果のあることを報告した。
PANS-No.610は4-アセチルアミノナフタレン・1-ラウロイルスルフオンアミドなる構造式を有する白色結晶性粉末で,水及び酸に難溶であるが,アルカリに可溶である。
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