--------------------
Xylocaineの泌尿器科的応用—特に尿管カテーテリスムス及び逆行性腎盂撮影について
南 武
1
,
堀 剛治郎
,
村山 長己
1東京慈恵会医科大学泌尿器科
pp.243-245
発行日 1956年4月1日
Published Date 1956/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201664
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
Xylocaineは1946年,Löfgren及びLundquistが初めて発表した麻酔剤である。その後一般外科,歯科及び産婦入科領域に於て,本剤が優れた効力を示す事が明らかにされた。泌尿器科に於ても1949年,Heins及びGrabstaldが250例の臨床経験に於て実験し,本剤が効果的である事を証明している。
我々も昭和28年,関東北連合地方会に於て南が尿道造影剤Umbradil Viscous U.の中にあるXylocaineの優秀性を強調して以来,現在迄244例の臨床例を得たのでこゝに発表する。
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.