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ACTH及びCortisoneによる中毒疹,蕁麻疹濕疹の治療成績
小堀 辰治
1
,
平出 聰
1
,
宇野 安雄
1
,
鳴海 淳郎
1
,
宮崎 順一
2
,
宮本 璋
3
,
小林 茂三郎
3
,
村井 京子
3
,
佐藤 禮
3
,
須買 俊郎
3
,
鈴木 莊一
3
,
田村 岳夫
3
,
平野 俊雄
3
,
福島 義治
3
,
八木 文夫
3
1東京遞信病院皮膚科
2東京遞信病院藥局
3東京醫科齒科大學生化學教室
pp.244-254
発行日 1953年4月1日
Published Date 1953/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200959
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I まえがき
ACTH,Cortisoneが1949年Hench et alによりロイマチ性關節炎に卓效を呈することが發表せられてより,この両種藥劑の有する特有な治療作用は基礎醫學に於ても,臨床醫學に於ても極めて興味ある課題として検討せられ始めている。
その業蹟は最早牧擧に遑ない程に達しているのであるが,その作用機序はまだ總て明かにせられたわけではなく,尚幾多の未解決點か藏せられている。
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