Japanese
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泌尿器科図譜・204・205
尿管瘤
URETEROCELE
水本 龍助
1
,
増永 昭佳
1
Ryusuke MIZUMOTO
1
,
Akiyoshi MASUNAGA
1
1日本大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, Nihon University School of Medicine
pp.859-860
発行日 1965年9月1日
Published Date 1965/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204164
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第I例:尿管瘤+尿管結石
患 者 67歳,男子 主訴右下腹部痛,尿意頻数
現病歴 約2ヵ月前から尿意頻数と軽度の排尿困難があり,放置していたところ,2,3日前から右下腹部痛を来たした。 現 症 膀胱部単純撮影で(第1図),右下部尿管に結石像あり,IVPによる膀胱撮影にて(第2図),右尿管下端に蛇頭現象をみ,このやや上方に結石像あり。膀胱鏡検査で右尿管口部は半球状に膨隆し,その尖端に尿管口をみる。尿排泄とともにこの膨隆は消失する。
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