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巨大膀胱結石症例
外松 茂太郎
1
,
高石 雅弘
1
1京都府立醫科大學皮膚科泌尿器科學教室
pp.15-17
発行日 1952年1月1日
Published Date 1952/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200652
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緒言
膀胱結石の大いさに關して,Zuckerkandlは20g乃至50gは中等大であり,150gに至れば既に稀であり,250gを算すれば蓋し巨大であると稱し,KümmerBürgerは又100g以上は既に巨大なる名稱を附して可なりと稱している。
外國文献には驚くべき巨大なるものが報告されて居り,剖検例ではSchaldenuse(1922)の2860g,Tillmanの2000〜2500g,Pithaの2268g,Deschampの1593g,Bradleyの1580gがあり手術摘出例ではRandall(1921)の約1800g,Ha-rrison(1897)の1050g,Osgood(1913)の1020g等がある。
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