特集 変革期を迎えた肺高血圧症—次世代の病態理解,診断,治療とは?
序章
Overview:変わりゆく肺高血圧症診療
波多野 将
1,2
1東京大学医学部附属病院循環器内科
2東京大学医学部附属病院高度心不全治療センター
キーワード:
肺高血圧症ワールドシンポジウム
,
肺動脈性肺高血圧症
,
PAH
,
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
,
CTEPH
Keyword:
肺高血圧症ワールドシンポジウム
,
肺動脈性肺高血圧症
,
PAH
,
慢性血栓塞栓性肺高血圧症
,
CTEPH
pp.470-477
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200732
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POINT
●肺高血圧症の定義や分類は,これまでに6回開催されている肺高血圧症ワールドシンポジウムによって決められている.
●PAHにおいては,治療薬の進歩に伴い,単剤治療から逐次併用療法,初期併用量へと治療の推奨が変化してきた.
●CTEPHにおいては,わが国発の治療と言ってよいバルーン肺動脈形成術が,現在では全世界に普及している.
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