特集 不整脈治療の最新デバイステクノロジーとリードマネジメント
Ⅴ.遠隔モニタリング
遠隔モニタリングの概念
原田 将英
1
,
渡邉 英一
2
1藤田医科大学循環器内科
2藤田医科大学ばんたね病院循環器内科
pp.532-541
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200402
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Point
・植込みデバイス患者における遠隔モニタリングは,対面診療と同等に安全かつデバイスの異常や不整脈のイベントを早期に発見できることが臨床試験で示されている.
・遠隔モニタリングは対面診療に代わる手段として方法が確立されつつあり,日本のガイドラインでも標準治療(Class Ⅰ)として推奨されている.
・すべてのデバイスメーカーが遠隔モニタリングを導入しているが,システムは多様化しており,患者の生活や病態に合わせた機種の選定を行うため,各社の特徴を知る必要がある.
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