特集 COPD—実地診療にガイドラインをどう活かすか
Ⅰ.COPD実地診療にガイドラインをどう活かすか
COPDの診断と呼吸機能検査
藤田 幸男
1
,
室 繁郎
1
1奈良県立医科大学呼吸器内科学講座
キーワード:
スパイロメトリー
,
フローボリューム曲線
,
肺気量分画
,
肺拡散能力
Keyword:
スパイロメトリー
,
フローボリューム曲線
,
肺気量分画
,
肺拡散能力
pp.167-173
発行日 2023年5月1日
Published Date 2023/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200634
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POINT
●COPDの診断には,スパイロメトリーによる気流閉塞の検出が必要不可欠である.
●COPDの早期診断には,フローボリューム曲線の形状(下降脚が下に凸)が役立つ.
●肺拡散能力は,COPDの病型診断,気管支喘息,気腫合併肺線維症との鑑別に役立つ.
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