熱戦記
第3回および第4回日本脳神経外科全国野球大会ノート
太田 富雄
1,2
1日本脳神経外科全国野球大会
2大阪医科大学脳神経外科
pp.781-783
発行日 1990年8月10日
Published Date 1990/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436900127
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第3回大会
第3回大会は,昭和63年8月26日(金),27日(土)の2日間,大阪球場で開催された.大会会長松本悟神戸大学教授(第47回日本脳神経外科学会会長)の挨拶,始球式が行われ,脳神経外科医の甲子園大会の幕開けとなった.会員相互の親睦と友愛の輪を築くために設けられた本大会であるが,話題の焦点は岡山大学の連覇をいかに阻止するかにあると思われた.しかし,最終的には岡山大学のV3で終わったが,九州大学との決勝戦では今大会2回目の延長戦となった.7回裏後攻の九大がワンアウトで2点をとり,なお,サードにランナーをおいている時には,誰しも“岡山大学敗れたり!”と思った.しかし,結果は非情で,再び岡山大学に名を成さしめた.戦いが終わり,球場の芝生には鳩が無心に戯れていたが,その横で福井教授は心なしか,大阪球場去り難しといった面もちで感慨にふけっておられた.
第3回日本脳神経外科全国野球大会組み合せといった面もちで感慨にふけっておられた.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.