連載 熱血! 論文執筆コーチング—中堅脳神経外科医が伝えたい大切なこと【新連載】
第1回 とりあえず論文を書いてみよう!
森下 登史
1
Takashi Morishita
1
1福岡大学医学部脳神経外科
pp.1118-1121
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436204673
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
連載開始にあたって
現在,脳神経外科学会認定専門医の取得には論文発表が必要要件の1つであることから,脳神経外科専攻医にとって論文執筆は避けて通れないハードルとなっています.そのため,専攻医や若手指導医に向けて論文執筆の指針を示すことができれば,本邦の脳神経外科の発展に貢献できるのではないかと考えました.
本連載では主に臨床論文に焦点を絞り,脳神経外科領域特有の作法も踏まえた論文執筆のポイントを,症例報告から原著論文,総説までステップアップしながら説明していく予定です.筆者の中堅指導医としての経験を織り交ぜながら,受理される論文をどのように書けばよいかを考えていきたいと思います.初回では,若手向けのメッセージを中心に,脳神経外科領域論文の特殊性などについてお話しします.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.