報告記
第3回アジア脳腫瘍学会(3rd Meeting of the Asian Society for Neuro-Oncology)(2004年11月19日~22日)
三島 一彦
1
,
松谷 雅生
1
1埼玉医科大学脳神経外科
pp.502-503
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100076
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第3回アジア脳腫瘍学会(3rd Meeting of the Asian Society for Neuro-Oncology, ASNO)が2004年11月19日から22日まで,中国上海にて第3回上海国際脳神経外科学会とのジョイントで開催された.会長は,上海Fudan UniversityのLiang-Fu Zhou教授が務められた.本学会は2002年に第1回が日本の熊本(会長:熊本大学 生塩之敬教授)で開催され,2003年に第2回が韓国のソウル(会長:ソウル大学 Jong-Hyun Kim教授)で,そして今回が3回目となる新しい学会である.
近代化を急速に遂げている中国の中でも,上海は経済の中心的役割を果たす国際都市だ.商業地域として集中的に開発され近代的高層ビルが林立するエリア,租界時代に建てられた石造建築物がずらりと並ぶエリア,古い商店街,市場や寺院など,新旧いろいろなものが交じり合う観光都市でもある.学会会場は,戦前フランス租界であった静安地区の中心に位置する Portman Ritz-Carton HotelのShanghai Theaterをメイン会場とし,その他,口演会場2会場とポスター会場1会場で開かれた.
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