報告記
First Quadrennial Meeting—World Federation of Neuro-Oncology—(Washington DC, 2001年11月15日〜18日)
河内 正人
1
,
中村 英夫
1
1熊本大学医学部脳神経外科
pp.443-444
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436902204
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本学会はSociety for Neuro-Oncology(米国),European Association for Neuro-Oncology(ヨーロッパ)およびJapan Society for Neuro-Oncology(日本)の3つの学会から構成されるWorld Feder-ation of Neuro-Oncologyが開催する4年毎のmeet-ingで,第1回の今回はWashington DCで開催された.9月11日の米国での同時多発テロにより開催が危ぶまれた本会であったが,テロから2週間余りたった9月28日にはSociety for Neuro-Oncol-ogyの事務局から予定通り開催する旨のe-mailが届いた.予想外に日常的であった入国審査をすませて11月14日,Washington DCに入った.空港までは教室からフィラデルフィアのKimmel Can-cer Centerに留学している築城君が迎えに来てくれて,Hilton Hotelまで送ってくれた.街はどこにも物々しい警備はみられなかった.この日はアーリントン国立墓地を訪れたが,その広大さと平穏さに心休まるものがあった.
15日から行われた学会はテロの影響で演題のキャンセルは所々みられたが,参加者数は500人とのことで十分に人にあふれていた.
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